がんばった１日

引っ越し初日。
業者さんには頼まないことになって
１日目は彼と出来るだけ荷物を運び出して、
２日目の明日
実家の軽トラで冷蔵庫や洗濯機などを移動させて。

私の実家に手伝ってもらうってことで
彼はかなり恐縮してたし、業者を依頼しようと言ったけど
うちは兄とか私の引っ越しはもう身内でやっちゃってたから
母が「無駄はおさえ」ときかなかった。
まぁ
やっぱり助かるし、ありがたい。
と言うか
かなり張り切ってくれている母である。

もう今晩でこの部屋で過ごすのも最後、
のくせに彼が次の日の夜勤に備えて実家へ帰って別れたとたん
１人になるとダメなのだ・・・。
別にイライラしてる訳ではない。
やはりただの悪習慣だ。
過食嘔吐。
いやな漢字の並び。
彼にはカミングアウトしていて、
その後も時々のことを感じ取られていると思う。
私はその時々
顔をむくませ、少し不機嫌で、
彼はそんな時
何も聞かずふざけて紛らわせてくれる。



明日から住みつく引っ越し先は
恐れ多くも市内の新築、だったりする。
環境の変化は心機一転のチャンスだと思うし
毎日繰り返す意思は毛頭ないもん。
私の意思では届かない力があるのだ（と思い続けてそろそろ１０年？？）
広くなくともまっさらなあの部屋で
彼と同じものを感じたい。
後ろめたさは、今晩で最後だ。
もう、寝よう。